What is ADempiere? ja

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ADempiere

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ADempiereは世界規模で用いられているERPソフトウェアであり、以下をサポートしています。

  • 企業内の複数組織対応: ADempiereは、一回のインストールで複数の支社、支部での利用を可能とします。それは、特に、業務上、財務管理上において連携が必要となる、多くのフランチャイズを抱えている場合において、効果を発揮するでしょう。
  • 企業、顧客間での複数言語対応: すべてのユーザーおよび顧客は、複数言語による情報の連携を可能とします。このことは、複数組織対応とあわせて、特に輸出関連会社において、特に効果的でしょう。
  • 複数会計フォーマット: 会計データは複数の会計基準による対応が可能です。これは、複数国にビジネス展開している企業において、特に有効でしょう。
  • 複数OS対応: Javaにより開発されていることから、アプリケーションは主要なOSにおいて、動作させることが可能です。

特徴

  • 豊富な機能: ADempiereには、世界規模で用いられるERPとして期待される機能を有しています:
    • 財務管理 - 複数通貨での複数会計基準、伝票による仕訳処理、完全かつ詳細な監査証跡、パフォーマンス解析、帳票など
    • 生産管理 - 製品、請求書、在庫管理、原価管理、製造管理、生産計画など
    • CRM - 顧客および契約情報、顧客からのリクエスト、受注見込みの捕捉、支払いルールなど
    • プロジェクトおよびサービス管理
    • ビジネスプロセスモデリング - カスタマイズ可能なワークフロー、顧客側の業務プロセスにあたる承認プロセス
  • オープンソースコミュニティ: ADempiereは、開発コミュニティによる強力な推進の元、日々、機能強化に取り組んでいる、無料で利用できるオープンソースソフトウェアのプロジェクトです。商用パッケージとは異なり、利潤の追求が原動力となっているわけではありません。"プロフェッショナルバージョン"もしくは"プレミアムバージョン"といった価格モデルはなく、顧客をひとつのソリューションに縛り付けるようなデータフォーマットもなく、複雑なライセンスフィーのルールもありません。コミュニティはユーザーのニーズに基づき、必要な機能追加に取り組んでいます。何も隠すようなものはありません。すべての機能および柔軟性が何の制約もなく、提供されています。
  • 発展性: ADempiereの主要機能は、継続的に機能追加され発展しています。
  • 拡張性: ADempiereは小規模から、大規模組織での利用まで対応可能です。あなたのビジネスにあわせて拡張することが可能です。もし、大規模なビジネスを計画している場合、ADempiereはあなたのビジネスを支えるものとして有効な選択肢となるでしょう。
  • 機能追加: ベースとなるADempiereの機能を修正、拡張する方法は多数用意されています。アプリケーションディクショナリーは、テーブル、ウィンドウ、プロセス、レポートに対して、追加ソフトウェアなしに制御をおこなうことが可能です。必要に応じて、コールアウトおよびバッチプロセスとして、スクリプト言語もしくはJavaにより追加開発可能です。新しい機能の追加、他システムとのインターフェースの実装も可能です。モジュール方式による、OSGiインターフェースが現在開発されています。
  • 保守性: 強力なシステム管理コンポーネントにより、ソフトウェアおよびより低レベルのデータベースに世界に踏み込むことなく、アプリケーションの保守を可能とするため、すべてのアプリケーション設定および機能へのアクセスを可能としています。アプリケーションは問題の特定、改修を容易となるよう、すべてのソースコードを搭載しています。
  • データベースとの依存性: まだ完全ではありませんが、ADempiereはデータベースに対する依存関係をなくす方向に動いています。今のところ、PostgreSQL, Oracle, MySQLがサポートされています。

商用ERPにあり、ADempiereにないもの

ERPパッケージ間の主要機能を比較すると、大きな差異はありませんが、ADempiereとその競合パッケージ都の間の主な差異は、 productizationから確認できます。

製品化(productization)は、ソフトウェアを一般的な環境での動作をサポートし、できるだけ利用を簡便にすることを意味します。IT部門によりカスタム作成されたプログラムにとっては、XMLやtxt形式のファイルによる実装で問題ないかもしれませんが、商用製品に対しては、ユーザーは、パラメータ設定を支援するグラフィカルな管理画面を期待します。ADempiereではインストールはバイナリファイルの回答を意味し、本番環境のための設定方法を見つけ出します。商用製品では一般的に、テーブル、ウィンドウやルールの生成を支援と同様に、インストール/デプロイを自動的に行うプログラムを用意しています。

一方、製品化には、膨大な作業時間を必要とします。プログラムを製品化するには、ひとつのメジャーバージョンの開発に必要な作業量の2-3倍の作業が必要となります。ADempiereにおける、"製品化"作業として、まだ対応できていないものとしては、以下があげられます。

  • 管理画面
  • テスト支援機能
  • 異なるプラットフォームでのテスト
  • SNMPを通した運用監視
  • 技術関連およびエンドユーザ向け文書
  • グラフィカル設定ツール
  • API
  • Webサービス

製品化に向けた作業をスキップすることにより、ADempiereは、バグフィックスへの早急な対応や、最新ソフトウェアツールやアプリケーションとの革新的な統合、ビジネスプロセスとの拡張性、カスタマイズなど、迅速なリリースサイクルを実現しています。

ケーススタディー