Ja/SummaryBook/Chap5

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第五章 Procurement Activities(購買活動)

※ 仕訳結果の勘定科目名称についてはインポートした勘定科目リスト(Chart Of Accounts, COA)によって変わります。(なおこの仕訳結果の画像イメージはhttp://www.adempiere.jp/about_adempiere_erp/をインポートしたものです。

購入要求

購入要求をする場合、以下の2通りのやり方がある。

  • 手動による購買要求入力
  • 補充機能による購買要求

手動による購買要求

[メニュー]⇒[購買管理]⇒[要求]を開く。
(「要求明細」タブに購入したい製品名等を選択する)
JaRequisition.JPG

補充機能による購買要求

[メニュー]⇒[製品管理]⇒[製品管理ルール]⇒[製品]⇒「補充」タブを選択し、以下のように設定する。

製品 Sファブリック S糸 Sボタン Sラベル
倉庫 シャツ第一倉庫 シャツ第一倉庫 シャツ第一倉庫 シャツ第一倉庫
補充タイプ 最低レベルより下で再注文 最低レベルより下で再注文 最低レベルより下で再注文 最低レベルより下で再注文
最低レベル 100 50 200 1000

JaProductReplenish.JPG

[メニュー]⇒[製品管理]⇒[補充リポート]を開き、以下のように設定し、開始ボタンを押す。
JaReplenishReport.JPG
JaReplenishReport2.JPG
メニュー]⇒[購買管理]⇒[要求]を開くと以下のように補充のための購入要求伝票が発行されている。
JaRequisitionFromReplenish.JPG
「完了」ボタンをおし、伝票状態を「草案」⇒「完成」にする。
JaRequisitionFromReplenish2.JPG

発注

発注手続きは以下の2通りのやり方がある。

  • 手動による発注入力
  • 購買要求を流用して発注

手動による発注入力

[メニュー]⇒[購買管理]⇒[発注]を開き、必要個所を入力し、「完了」ボタンを押す。
(「発注明細」タブにて購入する製品を選択する)
JaPurchaseOrder.JPG

購買要求を流用して発注

[メニュー]⇒[購買管理]⇒[要求から発注を作成]を開き、「開始」ボタンを押す。
JaCreatePOFromRequistion.JPG
[メニュー]⇒[購買管理]⇒[発注]を開くと、新しく伝票が切られているのがわかる。
JaPurchaseOrderFromRequisition.JPG
あとはマニュアルによる発注手続きと同じように「準備」ボタンを押し、「完了」を選択し完了とする。

入荷

入荷入力には以下の二通りのやり方がある。

  • 発注内容を参照して入荷入力
  • 発注内容を参照しないで入荷入力(後で発注内容と紐付ける)

発注内容を参照して入荷入力

Sボタンについて発注内容を参照して入荷入力する。
[メニュー]⇒[購買管理]⇒[受入]を開く。
JaMaterialReceipt.JPG
「明細の作成元を選択」ボタンを押し、対象となる発注伝票を選択しOKボタンを押す。
JaMaterialReceipt2.JPG
「受入明細」タブを参照すると、以下のようになっていることがわかる。
JaMaterialReceiptReceiptLine.JPG
「受入」タブに戻り、「完了する」ボタンを押す。そして「未仕訳」ボタンを押し、仕分けを行い、「仕訳済み」ボタンを押すと、仕訳結果が表示される。
JaMaterialReceiptPost.JPG
※ 同様にSラベルについても行う。

発注内容を参照しないで入荷入力

Sファブリックについて行う。
[メニュー]⇒[購買管理]⇒[受入]を開き、以下のように入力する。
JaMaterialReceiptWhitoutPO.JPG
「受入明細」タブについて、以下のように入力し、「受入」タブにて「完了する」ボタンを押し、完了させる。
JaMaterialReceiptWhitoutPOReceiptLine.JPG
続いて、発注伝票と受入伝票の紐付けを行う。
[メニュー]⇒[購買管理]⇒[組み合わせた発注-受入-請求]を開き、下記のように入力し、「レコードを探す」ボタンを押すと下記のように表示される。
JaMatchingPO-Receipt-Invoice.JPG
上記画面にて「ヘンペルチャイナ」を選択すると、「出荷/受入」欄に対応する伝票が表示されるので、その伝票を選択し「処理」ボタンを押す。
JaMatchingPO-Receipt-Invoice2.JPG
[メニュー]⇒[購買管理]⇒[受入]を開き、「未仕訳」ボタンを押し、仕訳を実行する。
(私の操作ミスにより仕訳結果がおかしくなっている(製品価格は380円)が、あとで訂正されるので気にしない)
JaMaterialReceiptPost2.JPG
なお、購買伝票と受入伝票との組み合わせは、[メニュー]⇒[購買管理]⇒[組み合わせた発注]より参照できる。
JaMatchedPurchaseOrders.JPG
上記画面で「未仕訳」ボタンを押すと、価格差異の仕訳が実行される。
(なお下記のような仕訳は、購入金額と標準コストが異なる場合に実行される)
JaMatchedPurchaseOrdersPost.JPG

仕入先からの請求管理

入荷入力と同様に、仕入先からの請求管理には以下の二通りのやり方がある。

  • 入荷内容を参照して請求管理
  • 入荷内容を参照しないで請求管理(後で入荷内容と紐付ける)

入荷内容を参照して請求管理

[メニュー]⇒[購買管理]⇒[請求(仕入先から)]を開き、下記のように入力する。
JaInvoice.JPG
「明細の作成元を選択」ボタンを押し、対応する受入伝票、製品を選択しOKボタンを押す。
JaInvoice2.JPG
請求明細タブを見ると、請求明細が登録されていることがわかる。
JaInvoiceInvoiceLine.JPG
「請求」タブに戻り、完成ボタンを押し、未仕訳ボタンを押し、仕訳処理する。下図は仕訳結果。
JaInvoicePost.JPG
上記同様の手順を、以下のデータについても行う。

  • 組織:シャツ
  • 対象伝票タイプ:AP Invoice
  • 取引先:Wilson Garment Accessories, Ltd
  • 価格リスト:購買PL

入荷内容を参照しないで請求管理

[メニュー]⇒[購買管理]⇒[請求(仕入先から)]を開き、下記のように入力する。
JaInvoiceWithoutMR.JPG
「請求明細」タブにて下記のように入力する。
JaInvoiceInvoiceLineWithoutMR.JPG
「請求」タブにて完了ボタンを押し、未仕訳ボタンを押し仕訳を実行する。下記が仕訳の結果。
JaInvoicePostWithoutMR.JPG
"仕入先からの請求"と"受け取り"との紐づけを行うために、[メニュー]⇒[購買管理]⇒[組み合わせた発注-受入-請求]を開き、下記のように入力する。
JaMatchingPO-Receipt-Invoice3.JPG
"ヘンペルチャイナ"を選択し、下に現れた対応する受入を選択し、「処理する」ボタンを押す。
JaMatchingPO-Receipt-Invoice4.JPG
[メニュー]⇒[購買管理]⇒[組み合わせた請求]を開き、「未仕訳」ボタンを押し、仕訳処理する。
JaMatchedInvoices.JPG
下図が仕訳処理の結果。
JaMatchedInvoicesPost.JPG
上記を下記についても行う。

  • 取引先:Coats and Clarks
  • 製品:S糸
  • 量:50
  • 測定単位:コーン
  • 価格:160

仕入先への支払い

取引先の債務表示

[メニュー]⇒[取引先関連]⇒[取引先ルール]⇒[取引先]を開く。
JaBusinessPartner2.JPG
このウィンドの"処理中貸借"の欄が債権債務です(債務であればマイナスにて表示されます)

取引先の債務一覧表示

[メニュー]⇒[債権債務管理]⇒[未払いの請求]を開き、開始ボタンを押す。
JaOpenItem.JPG JaOpenItem2.JPG


小切手での支払

支払選択

[メニュー]⇒[債権債務管理]⇒[支払い選択]を開き、以下のように入力して、「明細の作成元を選択」ボタンを押す。
JaPaymentProposal.JPG
下記画面にて下記のように入力しOKボタンを押す。
JaPaymentSelection2.JPG
「支払い選択明細」タブにて入力されていることを確認できる。
JaPaymentSelectionPaymentSelectionLine.JPG
「支払い選択」タブにて「支払いを準備」ボタンを押し、下記画面にて"小切手"を選択しOKボタンを押す。
JaPaymentSelectionPreparePayment.JPG

支払

[メニュー]⇒[債権債務管理]⇒[支払いと受取り]を開き、未仕訳ボタンを押し、仕訳処理する。
JaPayment.JPG
仕訳結果がこれ。(本当は金額が38,000とならなければならないが、誤って2重支払い登録したため76,000となっている。この誤りを訂正するには支払いを再度行い、赤黒処理(-38,000円で仕訳が発生)する必要がある)
JaPaymentPost.JPG

割当

[メニュー]⇒[債権債務管理]⇒[割当表示]を開くと仕訳されていることがわかる。
JaViewAllocation.JPG
JaViewAllocationPost.JPG

銀行

[メニュー]⇒[債権債務管理]⇒[銀行取引明細]を開き、下記のように設定して保存する。
JaBankStatement.JPG
続いて「明細書詳細」タブにて下記のように入力して「支払い」欄のボタンを押す。
JaBankStatementBankStatementLine.JPG
該当する支払いを選択しOKボタンを押す。
JaBankStatementBankStatementLine2.JPG
続いて「銀行取引明細」タブに戻り「完了」ボタンを押し完了させ、仕訳を実行する。
(下記は二重支払いを訂正するため、赤黒処理した結果。本来であれば、借方:小切手38,000 貸方:当座預金38,000のみとなる)
JaBankStatementPost.JPG
上記を、製品"S糸"、取引先"Coats and Clarks"についても行う。

現金支払

現金支払登録

[メニュー]⇒[債権債務管理]⇒[現金仕訳帳]を開き、以下のように入力し、保存する。

  • 現金出納帳:円現金出納帳(※たしか自分で違うところでこの名称を登録したかもしれません)
  • 名前:ChingFungへの支払い
  • 伝票日付&会計日付:適当(デフォルトは本日なので、問題なければデフォルトでOK)
  • 開始残高:100,000

JaCashJournal.JPG
続いて「現金明細」タブにて、下記のように入力し保存する。
(請求欄にてボタンを押すと、2枚目の図が表示されるので該当する取引(今回はChingFung)を選択しOKボタンを押す。)
JaCashJournalCashLine.JPG
JaCashJournalCashLine2.JPG
「現金仕訳帳」タブにて「完了」ボタンを押し、仕訳を実行する。
JaCashJournalPost2.JPG

現金支払い計上

[メニュー]⇒[債権債務管理]⇒[割当表示]を開くき、仕訳を実行する。
JaViewAllocation2.JPG
下記が仕訳結果ですが、"企業間取引未収金"とか"企業間取引未払い金"については無視して差し支えないとのこと)
JaViewAllocation2Post.JPG
上記現金支払いの流れを、製品"Sラベル"、取引先"WilsonGarmentAccessories"についても行う。

仕訳の流れ

仕訳の流れについては、くぼっちさんが配布しているマニュアル"AccountPost.pdf"を参照ください。