JP/Setup AccountingScheme (3.6.0LTS)
作業概要
国や会社ごとに準拠すべき会計基準、ルールが異なるかと思います。会計上のルールを会計スキーマ (Accounting Scheme)に設定することで、それらの違いを吸収します。 ここでは、作成した各クライアントに対する会計処理上のルールを会計スキーマとして定義します。
勘定科目の取り込み
手順1) Adminユーザでログインする。
手順2) メニュー(Menu) > システム管理(System Admin) > データ(Data) > データインポート(Data Import) > ファイルインポート(Import File Loader)を開く
手順3) ファイルインポートウィンドウ(Import File Loader)で、ロードするファイルを選択ボタン(Select File to Load)をクリックし、下記選択を行い、OKボタンをクリック。
項目 | 設定値 |
---|---|
ロードするファイルを選択(Select File to Load) | (使用するCOAファイル) |
Charset | Windows-31j |
インポートフォーマット(Import Format) | Accounting - Accounts |
※入力項目詳細については、ManPageP_ImportFileLoader_jaを参照。
以下のようなSQLを発行すると、中間テーブルであるI_ElementValueテーブルにデータが格納されたことを確認できます。
手順4) メニュー(Menu) > システム管理(System Admin) > データ(Data) > データインポート(Data Import) > 勘定科目インポート(Import Account)を開く
※入力項目詳細については、ManPageW_ImportAccountを参照。
手順5) 先頭行において、Search Key が0となっているレコードが表示される場合は、F3ボタンをクリックして、レコード削除する
手順6) 勘定科目インポートボタン(Import Account)をクリックする。
手順7) 勘定科目インポートプロセス(Import Account)で、下記項目を設定し、OKボタンをクリックする。
項目 | 設定値 |
---|---|
会社(Client) | (使用するCOAファイル) |
エレメント(Element) | Account |
Update Default Accounts | (Check) |
Create New Combination | (Check) |
Delete old imported records | (Check) |
以下のようにNGが発生している場合は、I_ElementValueの値に不適切なレコードが挿入されていることが考えられます。
I_ElementValueテーブルのI_ERRORMSGをご確認ください。
(Default Accountの項目数がバージョンにより異なるため、COAファイルと整合が取れていない場合にエラーとなる場合があります。)
会計スキーマの設定
手順1) メニュー(Menu) > 会計レポート(Performance Analysis) > 会計ルール(Accounting Rules) > 会計スキーマ(Accounting Scheme)を開く。
手順2) 各会社ごとの会計ルールに合うように設定を行う。
(サンプル)
※入力項目詳細については、ManPageW_AccountingScheme_jaを参照。