JP/Install on Windows (3.6.0LTS)
Contents
動作環境
インストールに必要な環境を以下に示します。
OS | Windows XP以上 |
---|---|
CPU | 2GHz以上 |
メモリ | 1Gバイト以上(2Gバイト以上を推奨) |
Java JDKのセットアップ
Java JDKのダウンロード
手順1) ADempiereをインストールするにはJavaの実行環境(JRE)だけではなくJavaの開発環境(JDK)が必要です。 DOSプロンプトから、以下コマンドを実行し、何も表示されない場合はJDKの追加インストールが必要となります。
c:\javac.exe -version
手順2) 以下サイトから対応するJavaのインストーラをダウンロードします。OSが64bit版の場合はx64, 32bit版の場合はx86を選択します。
http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html
現在の本家ADempiereは、java7に対応していませんが、日本ADempiereの会よりリリースされているものは、java7に対応されています。 本家ADempiere 3.8LTSではJava7対応となる見込みです。
Java JDKのインストール
手順1) ダウンロードファイルをダブルクリックし、インストールを行います。
手順2) JAVA関連を含む環境変数を以下のように設定します。
環境変数 | 内容 | 設定値例 |
---|---|---|
JAVA_HOME | Java JDKのインストールパスを指定 | C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_17 |
PATH | 末尾に以下、実行ファイルのパスを指定 | ;%JAVA_HOME%\bin |
CLASSPATH | JAVAクラスのパスを指定 | %JAVA_HOME%\jre\lib;%JAVA_HOME%\lib;%JAVA_HOME%\lib\tools.jar; |
データベースのセットアップ
TBD
ADempiereサーバのセットアップ
ADempiereインストーラのダウンロード
手順1)以下から、ADempiereのプログラム本体を入手します。
https://sourceforge.jp/projects/adempiere/releases/
なお、こちらからリリースされているADempiere本体のファイルは、以下の本家から公開されているもののミラーリングとなります。
http://sourceforge.net/projects/adempiere/
ADempiereサーバのインストール
手順1) ADempiereのzipファイルを解凍します。
手順2) ADempiereの初期セットアップ時には、DBとの接続確認を行うため、サービスが起動されていない場合は、事前に起動しておきます。
手順3) 解凍フォルダにある、以下のRUN_setup.batを実行すると、ADempiereの設定プログラムが起動されます。
手順4) 手順3で起動されたADempiereサーバ設定画面において、下記を設定ください。
設定項目 | 内容 | 設定値例 |
---|---|---|
Javaのホーム | Java JDKのインストールパス | "C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_45" |
Java VM | Java VMの種別。"sun"を指定。 | "sun" |
アデンピエレのホーム | ADempiereの本体を置いたディレクトリを指定 | "c:\adempiere\<バージョン>" |
Keystore Password | 任意のパスワードを指定 | "password" |
アプリケーションサーバ | インストールするPCのホスト名を指定。localおよびlocalhostは指定できないため、/etc/hostsに事前にホスト名を設定する必要がある。 | "my pc" |
Server Type | サーバータイプを指定 | "jboxx" |
JNPポート | JNPのポート番号。デフォルトを指定。 | "1099" |
ウェブポート | HTTPのポート番号。デフォルトを指定 | 80 |
SSL | HTTPSのポート番号。デフォルトを指定 | 443 |
アプリケーション・サーバ名 | 「アプリケーション・サーバ」で設定したときと同じようにホスト名を指定 | "my pc" |
データベース・サーバ名 | 「アプリケーション・サーバ」で設定したときと同じようにホスト名を指定 | "my pc" |
データベース | データベース種別を指定 | "postgres" |
データベース名(SID) | データベース名を指定。Oracle XEを利用する場合は"xe"、PostgreSQLを利用する場合は"adempiere" | "adempiere" |
TNS | Oracle DBを利用する場合にのみ指定 | Oracle DBに設定するTNS |
データベースポート | データベースのポート番号。Oracle XEを利用する場合、1521、PostgreSQLを利用する場合、5432 | "5432" |
システムパスワード | DBユーザのログインパスワード。PostgreSQLを利用する場合、postgresユーザのログインパスワード。 | <DBユーザのログインパスワード> |
データベースユーザ名 | データベースのユーザー名。 | "adempiere" |
データベースパスワード | データベースの接続パスワード | <データベースの接続パスワード> |
メール・サーバ | 連携するメールサーバ(SMTP)のホスト名を指定 | <SMTPサーバのホスト名> |
メール | システム関連の情報を連携させるメールアドレス | <メールアドレス> |
メールユーザ | システム関連の情報を連携させるメールユーザのSMTP接続ユーザ | <SMTPユーザ> |
メールパスワード | システム関連の情報を連携させるメールユーザのSMTP接続パスワード | <SMTPパスワード> |
手順5) ADempiereのライセンス(GPL version2)に同意するかどうかのウィンドウが表示されます。 同意出来る場合は、右下の「はい」をクリックしてください。設定が保存されてビルドが開始され、ビルドが終了したタイミングでインストールウィンドウが閉じられます。 Webポート(80)、SSLポート(443)などが他のアプリケーションで使用されているとエラーメッセージが表示されます。 ポートを使用しているアプリケーションを終了してから、セットアップを実行し直してください。
手順6)以下環境変数を設定します。
環境変数 | 内容 | 設定値例 |
---|---|---|
ADEMPIERE_HOME | ADempiereのインストールパスを指定 | C:\ADempiere\<バージョン> |
データのインポート
手順1) インストールフォルダにあるRUN_ImportAdempiere.batを実行すると、ローディング処理が実行されます。
ADempiereの起動
ADempiereサーバの起動
手順1) DBサービスが起動されていない場合は、事前に起動しておきます。
手順2) RUN_Server2.batを実行すると、ADempiereのサーバプロセスを起動します。
ADempiereクライアントからのログイン
手順1) RUN_Adempiere.batを実行します。
Web UIからのログイン
手順1) 以下にアクセスします。
https://<ADempiereサーバのホスト名>/webui/
翻訳ファイルの適用
手順1) 以下手順に則り翻訳ファイルを適用すると、日本語を表示できるようになります。