JP/Install on Linux(3.6.0LTS)

From ADempiere
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動作環境

インストールに必要な環境を以下に示します。

OS Linux
CPU 2GHz以上
メモリ 1Gバイト以上(2Gバイト以上を推奨)


Java JDKのセットアップ

Java JDKのダウンロード

手順1) ADempiereをインストールするにはJavaの実行環境(JRE)だけではなくJavaの開発環境(JDK)が必要です。 Redhat系ディストリビューションであれば、以下コマンドを実行し、何も表示されない場合はJDKの追加インストールが必要となります。

#rpm -aq | grep java


手順2) インストール先環境のCPUが64bit対応か32bit対応か、以下のコマンドを実行し確認します。

#cat /proc/cpuinfo

flagsの値に"lm"が含まれている場合は64bit CPUとなります。

flags           : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush dts mmx fxsr sse sse2 ss nx rdtscp lm constant_tsc up arch_perfmon pebs bts xtopology tsc_reliable nonstop_tsc aperfmperf unfair_spinlock pni pclmulqdq ssse3 cx16 sse4_1 sse4_2 x2apic popcnt aes xsave avx hypervisor lahf_lm ida arat


手順3) 以下コマンドを実行し、Linuxカーネルが64bit対応か否かを確認します。

#uname -m
#uname -i

-mオプションでi686, -iオプションでi386が表示された場合は32bit版カーネル、 -mオプション、-iオプション双方でx86_64と表示された場合は64bit版カーネル。


手順4) 以下サイトから対応するJavaのインストーラをダウンロードします。Linuxカーネルが64bit版の場合はx64, 32bit版の場合はx86を選択します。

http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html

現在の本家ADempiereは、java7に対応していませんが、日本ADempiereの会よりリリースされているものは、java7に対応されています。 本家ADempiere 3.8LTSではJava7対応となる見込みです。


Java JDKのインストール

手順1) 例として、jdk-6u35-linux-i586-rpm.binという名前のファイルをダウンロードした場合は、以下コマンドを実行します。

#chmod 755 jdk-6u35-linux-i586-rpm.bin
#./jdk-6u35-linux-i586-rpm.bin

自動的にrpmのインストールまで行われ、以下フォルダに格納されます。

/usr/java/jdk1.6.0_35


手順2) JAVA関連を含む環境変数を以下のように設定します。

#vi /etc/profile
export JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.6.0_35
export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin
export CLASSPATH=.:$JAVA_HOME/jre/lib:$JAVA_HOME/lib:$JAVA_HOME/lib/tools.jar


環境変数 内容 設定値例
JAVA_HOME Java JDKのインストールパス /usr/java/jdk1.6.0_35
PATH 実行ファイルのパス設定 $PATH:$JAVA_HOME/bin
CLASSPATH JAVAクラスのパス設定 .:$JAVA_HOME/jre/lib:$JAVA_HOME/lib:$JAVA_HOME/lib/tools.jar


手順3) 環境変数設定の更新を行い、正しく認識されていることを確認します。

#source /etc/profile
#java –version

※手元の環境では、/usr/bin/javaがインストール前のjavaコマンド (/etc/alternatives/java)にシンボリックリンクが張られたままになっていたため、新しくインストールしたものが認識されませんでした。 その場合には、以下のようなコマンドでシンボリックリンクの張り替えを行います。

#ln -s /usr/java/default/bin/java /usr/bin/java


データベースのセットアップ

手順1) 以下コマンドにより、PostgreSQLのインストール有無を確認します。

#rpm –aq | grep postgres

何も表示されない場合は、PostgreSQLがインストールされていないため、追加インストールが必要です。


手順2)以下コマンドを実行します。

#yum install postgresql*


手順3)以下コマンドを実行し、OS起動時に自動的にserverのサービスが起動されるようにします。

#chkconfig postgresql on

また、以下コマンドを実行し、起動レベル2から5がonとなっていることを確認する。

#chkconfig --list


手順4) 以下コマンドにより、postgresユーザのパスワードを設定します。

#passwd  postgres
#su - postgres


手順5)以下コマンドにより、データベースの初期化を行います。

$service postgresql initdb

※PostgreSQL 8.4を利用の場合は、以下コマンドを実行します。

$rm -rf /var/lib/psql/data/pg_log
$/usr/bin/initdb


手順6)以下コマンドにより、PostgreSQLのサービスを起動し、アクセスできることを確認します。 正常に処理が行われた場合は、データベースの一覧が表示されます。

$su -
#/etc/rc.d/init.d/postgresql start
#su – postgres
$psql –l
DB一覧


手順7)以下コマンドにより、PostgreSQL Serverの設定ファイルを編集します。

#cd /var/lib/pgsql/data

(postgresql.confを以下編集)

#vi postgresql.conf
前) #listen_addresses = 'localhost'
後) listen_addresses = '*'
前) #port = 5432
後) port = 5432

(pg_hba.confを以下編集)

#vi pg_hba.conf
# IPv4 local connections:
前) #host    all         all         127.0.0.1/32          ident sameuser
後) host    all     all     0.0.0.0/0       md5
# IPv6 local connections:
前) #host    all         all         ::1/128               ident sameuser
後) host    all     all     ::/0    md5


手順7)以下コマンドにより、ADempiere用のDBを作成します。

$su -
#/etc/rc.d/init.d/postgresql restart
#su - postgres
$psql
#postgres=# create database adempiere;
#postgres=# create user adempiere with password 'adempiere';
#postgres=# alter role postgres with password 'postgres';
\q


ADempiereサーバのセットアップ

ADempiereインストーラのダウンロード

手順1)以下から、ADempiereのプログラム本体を入手します。

https://sourceforge.jp/projects/adempiere/releases/

なお、こちらからリリースされているADempiere本体のファイルは、以下の本家から公開されているもののミラーリングとなります。

http://sourceforge.net/projects/adempiere/


ADempiereサーバのインストール

手順1) ADempiereのzipファイルを解凍します。

#tar xzvf Adempiere_360LTS.tar.gz
#mv Adempiere /usr/local/share/adempiere/<バージョン>
#cd /usr/local/share/adempiere/<バージョン>
#chmod 755 *.sh
#chmod 755 utils/*.sh


手順2) ADempiereの初期セットアップ時には、DBとの接続確認を行うため、サービスが起動されていない場合は、以下コマンドで事前に起動しておきます。

#/etc/rc.d/init.d/postgres start


手順3) 解凍フォルダにある、以下のバッチスクリプトを実行すると、ADempiereの設定プログラムが起動されます。

#./RUN_setup.sh


手順4) 手順3で起動されたADempiereサーバ設定画面において、下記を設定ください。

セットアップウィンドウ


設定項目 内容 設定値例
Javaのホーム Java JDKのインストールパス "/usr/java/jdk1.6.0_35"
Java VM Java VMの種別。"sun"を指定。 "sun"
アデンピエレのホーム ADempiereの本体を置いたディレクトリを指定  "/usr/local/share/adempiere/<バージョン>"
Keystore Password 任意のパスワードを指定 "password"
アプリケーションサーバ インストールするPCのホスト名を指定。localおよびlocalhostは指定できないため、/etc/hostsに事前にホスト名を設定する必要がある。 "my pc"
Server Type サーバータイプを指定 "jboxx"
JNPポート JNPのポート番号。デフォルトを指定。 "1099"
ウェブポート HTTPのポート番号。デフォルトを指定 80
SSL HTTPSのポート番号。デフォルトを指定 443
アプリケーション・サーバ名 「アプリケーション・サーバ」で設定したときと同じようにホスト名を指定 "my pc"
データベース・サーバ名 「アプリケーション・サーバ」で設定したときと同じようにホスト名を指定 "my pc"
データベース データベース種別を指定 "postgres"
データベース名(SID) データベース名を指定。Oracle XEを利用する場合は"xe"、PostgreSQLを利用する場合は"adempiere" "adempiere"
TNS Oracle DBを利用する場合にのみ指定 Oracle DBに設定するTNS
データベースポート データベースのポート番号。Oracle XEを利用する場合、1521、PostgreSQLを利用する場合、5432 "5432"
システムパスワード DBユーザのログインパスワード。PostgreSQLを利用する場合、postgresユーザのログインパスワード。 <DBユーザのログインパスワード>
データベースユーザ名 データベースのユーザー名。 "adempiere"
データベースパスワード データベースの接続パスワード <データベースの接続パスワード>
メール・サーバ 連携するメールサーバ(SMTP)のホスト名を指定 <SMTPサーバのホスト名>
メール システム関連の情報を連携させるメールアドレス <メールアドレス>
メールユーザ システム関連の情報を連携させるメールユーザのSMTP接続ユーザ <SMTPユーザ>
メールパスワード システム関連の情報を連携させるメールユーザのSMTP接続パスワード <SMTPパスワード>

手順5) ADempiereのライセンス(GPL version2)に同意するかどうかのウィンドウが表示されます。 同意出来る場合は、右下の「はい」をクリックしてください。設定が保存されてビルドが開始され、ビルドが終了したタイミングでインストールウィンドウが閉じられます。 Webポート(80)、SSLポート(443)などが他のアプリケーションで使用されているとエラーメッセージが表示されます。 ポートを使用しているアプリケーションを終了してから、セットアップを実行し直してください。

手順6)以下環境変数を設定します。

#vi /etc/profile
export ADEMPIERE_HOME=/usr/local/share/adempiere/3.6.0LTS/


データのインポート

手順1) インストールフォルダにある下記スクリプトを実行すると、ローディング処理が実行されます。

#cd /usr/local/share/adempiere/<バージョン>/utils
#./RUN_ImportAdempiere.sh


ADempiereクライアントのセットアップ

ADempiereクライアントのインストール

手順1) 以下コマンドを実行します。

$su - adempiere
$cp /usr/local/adempiere/lib/AdempiereClient.zip ~/
$cd
$unzip AdempiereClient.zip
$chmod 755 Adempiere/*.sh


ADempiereの起動

ADempiereサーバの起動

手順1) DBサービスが起動されていない場合は、事前に起動しておきます。

#/etc/rc.d/init.d/postgres start


手順2) 下記コマンドを実行すると、ADempiereのサーバプロセスを起動します。

#cd /usr/local/share/adempiere/utils
#./RUN_Server2.sh


ADempiereクライアントからのログイン

手順1) 以下コマンドを実行します。

$cd <ADempiereクライアントのインストールフォルダ>
$./RUN_Adempiere.sh


Web UIからのログイン

手順1) 以下にアクセスします。

https://<ADempiereサーバのホスト名>/webui/


翻訳ファイルの適用

手順1) 以下手順に則り翻訳ファイルを適用すると、日本語を表示できるようになります。

http://www.adempiere.com/JP/Apply_Translation_Package