JP/Prepare COA (3.6.0LTS)
From ADempiere
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作業概要
ADempiereを導入するに当たり、最初にクライアント(各ユーザーとなる会社)の登録が必要となりますが、その際にCOA(Chart Of Account)ファイルの読み込みが必要となります。 COAには、各会社ごとの要件にあわせて、勘定科目に関連する以下情報をファイルに定義する必要があります。
COAファイルの格納場所
COAファイルのサンプルファイルは、ADempiereインストール先の以下フォルダに格納されています。
<ADEMPIERE_HOME>/data/import/*.csv
なお、ここに格納されているCOAファイルは、米国でのCOAファイルがベースとされているため、各国の慣習と多少の差異があるケースがあります。 USの勘定科目体系とは別に、日本向けに整備されたCOAファイルの例としては以下から参照できます。
(サンプル)
COAファイルの構成
COAファイルは以下のような構成となっています。 なお、クライアント作成時に読み込まれる情報は、Default Accountの指定がされている勘定科目のみであり、それ以外については、クライアント作成の後、再度、読み込みを行います。 (取引データから仕訳を生成する際など、システムの挙動において、必須となる項目を取り込んでいるのではないかと予想)
項目名 | 適用 | 設定値例 |
---|---|---|
Account_Value | 各勘定科目のコード値 | 1 |
Account_Name | 勘定科目の名称 | Assets |
Account_Description | 勘定科目の適用 | TBD |
Account_Type | 勘定科目の種別 | Asset |
Account_Sign | 借方、貸方の指定。指定しなければ、通常の簿記のルール上の指定となる。 | Debit |
Account_Document | GL(総勘定元帳)での手動入力可否の設定。Yesを指定するとGL上での手動登録ができなくなる。 | Yes |
Account_Summary | 集計用勘定科目の指定。Yesを指定すると、該当の勘定科目を利用して、トランザクションを作成することができなくなる。 | Yes |
Default_Account | 取引データ等から生成される仕訳に用いる勘定科目の指定。 | B_ASSET_ACCT |
Account_Parent | 上位の階層にあたる勘定科目。Account_Sumaryが該当。 | 11 |
Account_Sheet | TBD | TBD |
Balance_Sheet_Name | TBD | TBD |
US 1120 Balance Sheet | TBD | TBD |
US 1120 Balance Sheet_Name | TBD | TBD |
Profit & Loss | TBD | TBD |
US 1120 Income Statement | TBD | TBD |
US 1120 Income Statement_Name | TBD | TBD |
Cash Flow | TBD | TBD |
Cash Flow_Name | TBD | TBD |