Ja/SummaryBook/CreateReport/HowToiReport
iReportとはJasperReportのGUI帳票レイアウターです。ここではiReportの使い方を簡単に説明します。
Contents
iReportのダウンロード&インストール
下記サイトからiReportをダウンロードしてください。
※ ADempiere3.6.0のJasperReportのバージョンが3.7.3なので私は"iReport Release 3.7.3"を使用しています。おそらく"iReport Release 3.7.5"でもいけるかと思います。
http://jasperforge.org/plugins/project/project_home.php?projectname=ireport
そしてインストールしてください。
データーベースの設定
インストールしたら、とりあえずiReportを起動してください。
そして、プルダウンメニュー(たぶん最初は"Empty datasouce"と設定されていると思います)左横のデーターベースっぽいアイコン(名称は"Report Datasouces"をクリックしてください)。
下記ウィンドが表示されたら、[New]ボタンを押してください。
下記画面にて下記を参考してAdempiereのデーターベースを設定してください。
※ "Test"ボタンを押すとDB接続テストができます。OKであればOKです。
そして今設定したDB接続をデフォルトとしてください。
帳票の作成
ここではAdempiereの製品テーブル"m_product"を利用して、登録されている製品をリストアップする帳票を作成します。
メニューより[ファイル]⇒[New]を選択してください。
"Simple Blue"テンプレートを選択して"Launch Report Wizard"ボタンを押してください。
次の画面でとりあえず、下記のように設定してください。
次の画面で、以下のSQLを入力して「次へ」ボタンを押してください。
select m_product_id,name,description from m_product;
次の画面で以下のように設定して、後残りの画面は何も設定せず"次へ"又は"完了”を選択してウィザードを終了してください。
すると以下のような画面になったと思います。
「Preview」ボタンを押すと以下のように表示されると思います。
パラメータの設定
「Designer」ボタンを押してデザイン画面に戻り、左側の「Report Inspector」ウィンドの"Parameters"を右クリック⇒[追加 Parameter]を選択してください。
すると"paramete1"というパラメータが表示されますので、画面右側の”プロパティ"ウィンドで以下のように設定してください。
続いて画面左の「Report Inspector」ウィンドの"ProductList"を右クリック⇒"Edit Query"を選択してください。
以下の画面で以下のように設定して"OK"ボタンを押してください。
「Preview」ボタンを押すと下記のような画面が表示されるので、"136"と入力して「OK」ボタンを押してください。
すると以下のようなプレビュー画面が表示されます。
iReportのその他機能
サブリポート
レポートの中にレポートを作ることができる。請求書や納品書をJasperReportを使って出力する場合、使用する必要あり。
グループ
売り上げ明細を製品毎にグループ化して、製品単位毎の顧客出力、といったことができる。
チャート
円グラフや折れ線グラフなどを出力することができる。
クロスタブ
Excelのピボットテーブルみたいなことができる。(ただし、列フィールド、行フィールドはともに1つのみ)